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水上健国立病院機構久里浜医療センター内視鏡部長

国立病院機構久里浜医療センター内視鏡部長。便秘や過敏性腸症候群治療の第一人者。自身が開発した無麻酔大腸内視鏡挿入法「浸水法」を活用し「ねじれ腸」「落下腸」という腸管の異常形態を発見した。著書に「快腸大全 便秘外来医が3万人を診てわかった腸の新常識」など。

(4)ちょっとした工夫でスルッと出るように…洋式トイレでは足台を

公開日: 更新日:

 腸が骨盤内に折れ曲がって落ち込んでしまう落下腸は、ねじれ腸よりもねじれ具合が急なので、腸が詰まりやすい。そのため、ねじれ腸の「腸ゆらしマッサージ」にプラスアルファが必要です。それが次の方法。前回紹介した①~③の後に続けて行ってください。

 あおむけで両膝を立て、恥骨の少し上に両手を当てます。4本の指はそろえて、指先だけ置くようにしてください。落ち込んでいる横行結腸をゆさゆさ押し上げるような意識で、両手をおへそ付近までリズミカルにゆらしながら持ち上げます。

 一連のマッサージは、起床後と就寝前に行うことがベターです。食後や飲食後はNG。指遣いは優しく行ってくださいね。

 マッサージを正しく行っているのに便秘が改善しなければ、直腸の反応が鈍くなっている「直腸性便秘」、ストレスが原因の「けいれん性便秘」、下剤の副作用で腸が動きづらくなっている「弛緩性便秘」の可能性、あるいは別の病気が関係しているのかもしれません。便秘の治療を積極的に行っている医療機関をぜひ受診してください。なお、基礎疾患がある人、妊娠中の人は主治医に相談してから行うようにしてください。

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