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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【冷凍サバ】朝食べるとオメガ3系脂肪酸が吸収しやすい

公開日: 更新日:

 ちなみにノルウェー産のタイセイヨウサバは脂質が多く、DHAやEPAの含有量が特に高い一方、日本近海で取れるマサバはビタミンB1やB12を多く含み、ゴマサバはタンパク質や鉄分が豊富です!

 時間栄養学の観点から見ると、EPAやDHAは、夜取るよりも朝や昼などの活動期に取る方が吸収率がアップすることがわかっています。また、体内時計のリセットにも関与しているため、朝食で摂取することにより、朝からしっかりと活動できる体内時計のリズムをつくり上げてくれる効果が期待されるでしょう。

 一方、夜は脂質の代謝が悪い時間帯です。脂がたくさん乗ったサバは控えめにしておくと、翌日の胃もたれなどにつながらない可能性も高いですよ。

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