著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【キウイフルーツ】ビタミンCが豊富で朝に摂取すると紫外線対策に効果あり

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 キウイフルーツの原産地は中国です。古くから「獼猴桃(ミーホウタオ)」と呼ばれ、「猿が好んで食べる桃」という意味を持ちます。

 1904年にニュージーランドのワンガヌイ女子高校校長フレイザー氏が種子を持ち帰り、植物学者アリソン氏に栽培を依頼したのが栽培の始まりとされています。当初は「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれていましたが、1959年にニュージーランドの国鳥キウイにちなんで「キウイフルーツ」と改名され、世界的に広まりました。

 そんなキウイフルーツはビタミンCを豊富に含む果物のひとつ。可食部100グラムあたりグリーンキウイには約71ミリグラム、ゴールドキウイには約161ミリグラム、ルビーレッドキウイには約189ミリグラム含まれており、オレンジよりも多い含有量です。ビタミンCは抗酸化作用が強く、免疫機能の向上や肌の健康維持に役立ち、鉄の吸収を助ける働きもあります。朝に摂取すると紫外線対策にも効果的です!

 また、キウイフルーツには可食部100グラムあたり約290ミリグラムのカリウムが含まれており、体内の塩分を体外に排出するのを助け、高血圧の予防に役立ちます。カリウムの摂取が不足しがちな昼食にもおすすめです。さらに、食物繊維は100グラムあたり約2.3グラム含まれ、水溶性と不溶性の両方をバランスよく摂取できるため、腸内環境を整え、便秘改善にも効果が期待できます。

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