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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

「孫」を世話することが認知症予防になる? 米国医師会誌に研究報告

公開日: 更新日:

 その結果、認知症の発症リスクは、孫の世話をしない人に比べて、ある程度の世話をしている人で24%、統計学的にも有意に低下していました。このリスク低下は、孤独感の軽減、携帯電話の保有、インターネットの使用と関連していることも分かりました。

 ただし、週に40時間以上の世話と認知症リスクの関連性は不明確でした。

 論文著者らは「適度な孫の世話は、認知機能に有益な可能性があり、そのメカニズムはデジタル技術に対するアクセス増加と孤独感の軽減によって説明できる」と結論しています。

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