味噌汁には水溶性の食物繊維が多いワカメやコンニャク、イモ類と不溶性の大豆やゴボウなどをバランスよく入れると良いという。
「食事は具だくさんの味噌汁をよく噛んで食べること。食べ物の消化・吸収が良くなり、内臓の負担が軽くなり、脳の満腹中枢も刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。逆に空腹の状態で糖質の多い主食から食べると血糖値が急上昇して脂肪が蓄積しやすくなります」
なお、一般的なお椀1杯の味噌汁に含まれる塩分は約1.2グラム。理想的な1日あたりの塩分摂取量は成人男性7.5グラム、女性6.5グラム未満。味噌汁には減塩味噌を使うといいかもしれない。 (つづく)