(2)筋肉量が低下すると肝臓の働きも弱まってしまう

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 そのため、激しい運動量が求められるサッカー選手に対しても活性型D3を投与し始めているそうです。

「サッカーの名門、レアル・マドリードでは、チームドクターが活性型D3に注目し、選手の筋肉損傷に対して修復を早める目的で投与を行っています。骨粗しょう症、すなわちお年寄りのための薬といったイメージが大きく変わってきています。ただし一定の副作用もありますので、専門医による指導が必要です」

 大友学長はビタミンDのサプリは筋力が低下する中高年にも効果が期待できると言います。

「患者さんからよく、どんなサプリを飲んだらいいかと聞かれることがありますが、科学的なエビデンスを有するものはそれほど多くありません。私は、抗酸化作用に期待してビタミンCと、このビタミンDをおすすめしています。食事で取りきれない分を補う意味でよいと思います」

 また、筋肉の減少は肝臓にも影響するため、肝機能を守るためにも筋力の維持が大切と大友学長は言います。

「筋肉は第二の肝臓と言っていいほど、両者の相互関係が強く、肝機能が悪くなると筋肉が分解されて、筋肉がやせてしまいます。また、筋肉量が低下すると肝臓の病気が悪化するといった悪循環が起こります。肝臓と筋肉は互いに助け合い、アンモニアの分解やたんぱく質、糖の代謝を担っているのです」

 健康診断で肝機能の数値が気になる人は、定期的に運動をして筋肉量を増やせば、数値の改善が期待できるそうです。ウオーキングは、その一助になります。=つづく

(医療ジャーナリスト・油井香代子)

【連載】整形外科医が伝授 正しいウオーキング

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