雪道ですってんころりん…「尻もち認知症」に気をつけろ

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■ウェルニッケ脳症と誤診される場合も

 慢性硬膜下血腫は別名「治る認知症」と呼ばれるほどで、その症状が他の認知症や神経疾患と似通っている。そのことから、誤診されやすいことが知られている。誤診されやすい病気として、アルツハイマー病、レビー小体認知症、ビタミンB12欠乏症、うつ病、甲状腺機能低下症、正常圧水頭症などがある。

 人によってはウェルニッケ脳症と間違われることもある。

「ウェルニッケ脳症とは、大量の飲酒や栄養不足によるビタミンB1欠乏によって起きる脳の病気で、ぼんやりしたり混乱する意識障害、目がうまく動かない眼球運動障害、ふらつきや歩行困難となる運動失調などが主な症状です。慢性硬膜下血腫と同じように高齢者に多く、認知症のような症状で意識障害を起こすことがあるため、間違われることがあります。気になる人は早めに脳神経外科や脳神経内科などを受診することです。CTやMRIによる精密検査を受ければ、ハッキリします」

 ちなみにウェルニッケ脳症を放っておくと、物忘れを主症状とするコルサコフ症候群に移行することがある。

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