著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

赤身肉をもっと食べよう…ケネディ長官の突然の方針変更に驚き広がる

公開日: 更新日:

 ワクチン懐疑論者で、独自の健康法を打ち出してきたケネディ保健福祉省長官が、今度はアメリカの食に踏み込み電撃的な方針転換を発表。アメリカにざわめきを広げています。

 アメリカ政府はこのほど、健康的な食事バランスを示す通称「フード・ガイド・ピラミッド」を突然改訂。最も驚かれたのは、ステーキやチーズといった高脂肪タンパク質が一気に“格上げ”されたことです。

 人口の約7割が過体重、4割が肥満と言われるアメリカでは、これまで赤身肉やチーズは「控えるべき食品」の代表格でした。それが今回、ほぼ真逆の扱いになり論争を呼んでいます。

 この逆転劇の影にいるのが、以前から「動物性脂肪を悪者扱いすべきではない」と主張してきたケネディ長官です。バターや牛脂を積極的に使うべきだと公言し、一方でヘルシーなイメージのシードオイル(植物種子油)を否定してきたことでも知られています。

 アメリカ心臓協会(AHA)はさっそく懸念を表明。「これで国民の脂肪摂取量が増えれば、心血管疾患を助長しかねない」と警鐘を鳴らしています。

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