「女性」の心臓病に要注意…男性より重症化しやすく死亡率が高い

公開日: 更新日:

 女性は男性より心臓病が重症化しやすく、死亡率が高くなる傾向がある。しかし、このことはあまり知られていない。北里大学医療衛生学部教授の東條美奈子医師(循環器内科医)に話を聞いた。

「女性は男性と比べて、心筋梗塞や狭心症、不整脈などが見過ごされやすいのです。結果、悪くなるまで気づかず、本当にひどくなって発作を起こしてから救急車で病院に運ばれるケースも少なくありません。重症化するまで放置していれば、結果、死亡率も高くなってしまいます」(東條医師=以下同)

 女性の心臓病が見過ごされやすい理由は複数ある。よくあるものを挙げると──。

【心筋梗塞や狭心症の症状が非典型的】

 心筋梗塞や狭心症の典型的な症状は、「胸をぎゅうっと締め付けられるような痛み」だ。男性の場合はこれが多い。しかし女性は、そうではない。

「胸の痛みがない方が50%近くいます。症状があっても、息切れや動悸、疲労感、胃痛や吐き気など。さらに痛みが起こる場所は胸ではなく、歯、あご、肩、背中など、心臓に原因があるとは思えない場所に痛みを感じるのです。『肩こりがひどくなったと思っていた』とおっしゃる方、歯痛だと思って歯科医院を受診される方もいるほどです。痛みの程度も強くなく、それも見過ごされやすい理由になっています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  2. 2

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 3

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 4

    「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  2. 7

    ハリボテの実質賃金「4カ月連続プラス」…巨額の税金つぎ込んだ補助金政策で“ゲタ履き”が実態

  3. 8

    6月7日に「笑点が重大発表」座布団運び山田隆夫は本当に勇退するのか? 「くん」が「さん」に変わった哀愁

  4. 9

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  5. 10

    遠藤航「W杯欠場」の可能性浮上…森保監督が代表引退したはずの吉田麻也を呼び寄せた深謀遠慮