気が付けば「カスハラ加害者」… 中年以降は脳の機能が低下して感情が暴走

公開日: 更新日:

■快楽物質が出て依存体質に

 一方で、私たちがしっかり認識しておきたいのは、自分がカスハラを“している側”になっていないか。

「40代以降になると、脳の司令塔とも呼ばれる前頭前野の機能が低下し、コントロール機能が落ちて、感情や行動の抑制が利きづらくなってしまいます。車に例えると、アクセルばかりになって、突っ走ってしまう。そして、一度抑制の利かない行動に出ると、『私が正しいのだ』『悪いやつを成敗してやった』という気持ちが高まって快楽物質が出てくるようになり、カスハラへの依存体質になってしまう恐れがあるのです。過剰になったり、繰り返したりする恐れがあります」

 クレームとカスハラは全く異なる。ホットコーヒーを頼んだのにアイスコーヒーが出てきた時に、「アイスコーヒーは頼んでいません。ホットを持ってきてください」と言うのはクレームだが、「間違えたんだからタダにしろ/店長に謝罪をさせろ」などと言うのは明らかにカスハラだ。前述の通り、加齢とともに抑制が利かなくなる。「自分は大丈夫」と思い込まず、一線を越えていないかを立ち止まって考えることが必要だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  2. 2

    小室圭さん家族3人ショットを「ニューヨーク・ポスト」が報道 1億円以上の新居から居住先、子供の性別まで赤裸々に…

  3. 3

    高市首相に浮上する「サミット花道論」地方選で連敗、就任半年で激ヤセ&ふらふら…“辞めろデモ”も拡大

  4. 4

    小室圭さん&眞子さんの「第1子の性別」を特定 NYポスト紙報道の波紋と今後憂慮すべきこと

  5. 5

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  1. 6

    ビートルズの“最脱力アルバム”の中でも脱力度の高い4曲を一気に

  2. 7

    萩本欽一(5)「親父はカメラ屋、母親はご飯も炊けない四国のお姫さまだった」

  3. 8

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 9

    司忍、高山清司コンビによる「名門ヤクザ」コレクション

  5. 10

    阪神・立石正広は“走り方”にさえ問題あり 3度目の故障を招いた根本原因を専門家が指摘