夜盲症(1)5分経っても暗闇に目が慣れず見えにくい…
夜盲症という言葉をご存じでしょうか。暗い場所や、夜になると目が見えにくくなる症状のことです。「鳥目」という言い方をする人もいます。
この言葉がさす「鳥」とはニワトリのことだとされています。ニワトリはそもそも目が弱く、暗いところではほぼ見えていない。そのため夜は活動をしないのですね。それを知る昔の人が、暗いところで物がよく見えない人のことを「鳥目」と呼んだといわれています。
さて、ここまで読んで「でも、暗い場所って誰もが見えにくいんじゃないの?」と疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか。ごもっともだと思います。明るい場所から、照明を落とした場所に入ると誰もが「暗い。見えない」と感じます。
しかし、人間の体とはすごいもので、しばらくすると目がその暗さに慣れてきます。そうすると周囲の様子が少しずつわかるようになるのです。みなさんも映画館などで経験があると思います。これを「暗順応」と呼びます。余談ですが、明るい場所でも目はまぶしさに慣れようと反応します。これを「明順応」と呼びます。


















