(3)「教授」「部長」に惑わされるな…医師の力量を示すキーワードは「専門医」
大腸がん・胃がん・食道がんなら「消化器病専門医」、肺がんは「呼吸器専門医」、肝臓がんなら「肝臓専門医」、膵臓がんなら「膵臓専門医」。婦人科系や泌尿器科系、皮膚のがんについては部位別の内科系専門医はほぼ存在しません。白血病などの血液がんは全身性なので「血液専門医」になります。
最後に紹介する内科系専門医は、抗がん剤治療を専門とする腫瘍内科の専門医資格である「がん薬物療法専門医」です。
こちらは部位に関係なく、どのようながんにも対応できることが前提になっており、内科系専門医の資格としては最重要と言えます。ただ、資格を持っている医師がまだ少なく(2025年12月現在で約1800人)、病院によって対応できるがん種が限られているケースも多いです。
なお、病院のサイトなどで紹介されている医師のプロフィルには「認定医」という言葉をよく見ますが、それほど重みのある資格ではありません。
がん治療を任せるなら専門医以上(専門医の上には指導医もあります)かどうか。その部位の外科系、内科系の専門医が揃っていることを前提にして選ぶことをお勧めします。=つづく


















