ミラノ・コルティナ五輪は大盛り上がりだが…ウインタースポーツでの「低体温症」には要注意
天候の急変にも注意が必要だ。晴れていたゲレンデが、数分後には吹雪に変わることも珍しくない。視界が悪くなると道に迷いやすくなり、遭難のリスクも高まる。天気予報を確認し、無理な滑走は避けることが重要だ。
「子供と一緒にスキー場に行くときは子供の低体温にはとくに注意が必要です。大人は大丈夫でも皮膚が薄く脂肪の少ない子供は危険な状態になっている場合があります」
大人でもスキーなどの全身運動を続けると全身のエネルギーを一気に使い、体温を上げるエネルギーが残っていないケースがある。テンションの高い子供はなおさらで、気が付いたときには全身ぐったりして低体温症になっていたという場合もある。
「しかも子供はすごく汗をかきます。ところが親は寒さを防ぐため必要以上に厚着させる。結果、『汗冷え』に陥りやすい。低体温症の初期症状としては、寒けや震え、疲労感、意識の混濁を訴え、ぐったりして手足の冷たさや皮膚の青白い変色などがあります。子供の首筋を触って冷たく、震えたり、元気がなかったり、ボーッとしたり、手足がしびれたり、痛がっているようなら低体温症の初期症状かもしれません。すぐに暖かい場所に移動して毛布などで体をくるみ、温かい飲み物を取るなどしましょう」


















