黒岩祐治知事は1カ月後に発症…慢性硬膜下血腫の「怖さ」と「注意点」

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 黒岩知事の場合、入院する数日前から頭痛や足のもつれなどの症状があった。4日に血腫を除去する手術が無事終了したが、主治医からは「もう1日、(手術が)遅れればどうなっていたかわかりません。脳内が血腫で圧迫されていましたから」と指摘されたそうだ。

 この「血腫」は、「腫瘍」などの悪性の場合もあるのだろうか。

「基本的には腫瘍ではなく、完治が望める疾患ですので良性といえます。ただ、発見が遅れたり、早期に治療をしなかったりすると、ゆっくりと麻痺や言語障害が進行し、人によっては認知症を生じることもあります。放置すると意識障害を生じる人もいます」(原医師)

「転ぶなどして頭を強く打ったケースで数週間経ってふらつきが出たり手足の動きが悪くなったりして不安な人は、専門医で頭部のCT(コンピューター断層撮影)検査、またはMRI(磁気共鳴画像法)検査を受ければ、発症したかどうか診断がつきます」と原医師はアドバイスした。

(医療ジャーナリスト・大家俊夫)

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