黒岩祐治知事は1カ月後に発症…慢性硬膜下血腫の「怖さ」と「注意点」

公開日: 更新日:

 黒岩知事の場合、入院する数日前から頭痛や足のもつれなどの症状があった。4日に血腫を除去する手術が無事終了したが、主治医からは「もう1日、(手術が)遅れればどうなっていたかわかりません。脳内が血腫で圧迫されていましたから」と指摘されたそうだ。

 この「血腫」は、「腫瘍」などの悪性の場合もあるのだろうか。

「基本的には腫瘍ではなく、完治が望める疾患ですので良性といえます。ただ、発見が遅れたり、早期に治療をしなかったりすると、ゆっくりと麻痺や言語障害が進行し、人によっては認知症を生じることもあります。放置すると意識障害を生じる人もいます」(原医師)

「転ぶなどして頭を強く打ったケースで数週間経ってふらつきが出たり手足の動きが悪くなったりして不安な人は、専門医で頭部のCT(コンピューター断層撮影)検査、またはMRI(磁気共鳴画像法)検査を受ければ、発症したかどうか診断がつきます」と原医師はアドバイスした。

(医療ジャーナリスト・大家俊夫)

▼近著 「寿命を縮めない『がん検診』の選び方 肺がん・乳がん・食道がんの発見が遅れないために」(講談社)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網