黒岩祐治知事は1カ月後に発症…慢性硬膜下血腫の「怖さ」と「注意点」

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「リスクの高い人は、飲酒量の多い高齢者です。飲酒量の多い人は転びやすく、それによって血管が切れやすく、さらに血が止まりにくいからです」

 その他、過去に脳梗塞を起こしたり、心房細動などがあったり、ワルファリンなど血液サラサラの薬を飲んでいる人は頭部外傷に注意する必要がある。この種の薬は出血が止まりにくく、慢性硬膜下血腫になりやすいという。

■発見が遅れると認知症につながるケースも

 主な治療方法は手術になる。

「部分麻酔で頭蓋骨に穴を開け(穿頭)、硬膜の下にたまっている血液を細いチューブで抜きます。血液を抜いた後に血腫がたまっていた部分(血腫腔)を生理食塩水や人工髄液で洗浄することもあります」

 手術以外の方法では薬物治療(止血剤や漢方薬)があるが、大きい血腫がある人には効果が乏しいという。また、一度、上記の手術を行っても、10%程度の人は再発する。その際は再度手術の選択がある。それ以外では「最近では硬膜の血管をカテーテルで詰めて出血を止めるような処置も保険適用外で行われ始めています」(原医師)。

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