黒岩祐治知事は1カ月後に発症…慢性硬膜下血腫の「怖さ」と「注意点」

公開日: 更新日:

「リスクの高い人は、飲酒量の多い高齢者です。飲酒量の多い人は転びやすく、それによって血管が切れやすく、さらに血が止まりにくいからです」

 その他、過去に脳梗塞を起こしたり、心房細動などがあったり、ワルファリンなど血液サラサラの薬を飲んでいる人は頭部外傷に注意する必要がある。この種の薬は出血が止まりにくく、慢性硬膜下血腫になりやすいという。

■発見が遅れると認知症につながるケースも

 主な治療方法は手術になる。

「部分麻酔で頭蓋骨に穴を開け(穿頭)、硬膜の下にたまっている血液を細いチューブで抜きます。血液を抜いた後に血腫がたまっていた部分(血腫腔)を生理食塩水や人工髄液で洗浄することもあります」

 手術以外の方法では薬物治療(止血剤や漢方薬)があるが、大きい血腫がある人には効果が乏しいという。また、一度、上記の手術を行っても、10%程度の人は再発する。その際は再度手術の選択がある。それ以外では「最近では硬膜の血管をカテーテルで詰めて出血を止めるような処置も保険適用外で行われ始めています」(原医師)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ