早期発見が難しい「膵臓がん」リスクが高い人…6つのチェック項目

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 腫瘍マーカーは主に「CA19-9」が該当するが、早期がんでは検出率が低く、初期段階では正常範囲であることが多い。

 また、偽陽性率(実際は陰性なのに陽性と出る確率)が高く、人間ドックなどでCA19-9が陽性と出ても、特に値が低い(100以下)場合は実際にがんである確率は低く、そのうち膵臓がんである確率はさらに下がるという報告もある。良性の疾患でもCA19-9は陽性になることが珍しくなく、一方で、膵臓がんがあっても遺伝的要因でCA19-9が上昇しない人もいる。ゆえに、「膵癌診療ガイドライン」はCA19-9単独でのスクリーニングは推奨していない。

 このように膵臓がんの早期発見は容易ではないが、リスクが高い人を対象に、適切な検査を行うことで早期発見の道は開ける。済生会横浜市東部病院が2018年からスタートさせたのが、クリニックと、東部病院など中核病院や大学病院が連携して行う「膵臓がん早期診断プロジェクト」だ。クリニックの医師が「膵臓がんの危険因子がある」と判断した患者を、プロジェクト実施病院へ紹介。実施病院では膵臓がんに関する検査を速やかに行う。23年からは横浜市全体の取り組みになっている。

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