脳腫瘍の一種「下垂体腺腫」の症状と治療法…宮城県知事は手術予定
「当院でも年間約200例の下垂体手術のうち、約98%は内視鏡下経鼻手術です。ただし、頭蓋内に大きく進展したごく一部の腫瘍に対しては、開頭と経鼻内視鏡の同時手術、または開頭術を行います」
■関節肥大の自覚症状があった
好発年齢については、「非機能性下垂体腺腫の場合は50歳代以降で、やや男性に多く発症します。ごく一部の下垂体腺腫は家族性か、あるいは全身の症候群の一部として発症します。遺伝子異常が明らかな腫瘍はごく一部にとどまります」。
手術の主なリスクは、下垂体機能低下症(下垂体ホルモン分泌低下による全身機能の低下)、尿崩症(抗利尿ホルモン不足で多尿・口渇)、髄液漏(髄膜炎、脳脊髄液の漏出による感染リスク)がある。
巨大浸潤性の腫瘍では視機能悪化、複視(物が二重に見える症状)、手足のまひなどのリスクもあるそうだ。
下垂体腺腫の大半は良性だが、脳の中の病気のため、侮れない。村井知事は指の関節肥大などの自覚症状があったという。


















