(4)射精障害を起こす「陰茎湾曲症」とはどのような病気か?
手術は薬剤で人工的に勃起した状態を作り出したうえで行う。手術前後の評価を正確に行うことができ、陰茎基部の修正も可能だからだ。
手術時間は通常1時間30分程度だが、湾曲が複数箇所の場合などは2~3時間かかることもある。麻酔は局所もしくは全身麻酔で、湾曲した陰茎部の長い方の皮膚を切開・縫合することで曲がりを整える縫縮法で行う。陰茎の曲がりが複数箇所に及ぶ場合は、切開・縫合箇所も増える。
後天性のひとつであるペロニー病では、先天性と同じ縫縮術を使うが、重症だとプラーク切開に移植術を組み合わせた術式になる場合もある。
「なお、先天性では成長につれて曲がりが大きくなる場合もあるため、私は高校生以上でなければ手術しません」
治療には適切な時期があり、先延ばしすれば問題が大きくなりがち。男性不妊については恥ずかしがらずに家庭で話し合うことだ。 =おわり



















