著者のコラム一覧
荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

「便秘薬=酸化マグネシウム」は認知症の予防につながるのか

公開日: 更新日:

 むしろ注目すべきは、何からマグネシウムを取っているかです。研究では、マグネシウムの主な供給源は穀類、野菜、豆類などでした。つまり、食生活そのものが背景にある可能性が高いのです。「薬で補う前に、まず食事」ということなのです。酸化マグネシウムは優れた薬ですが、それよりも野菜、豆、海藻をしっかり食べること。この地味な習慣こそが、結果的に脳を守る可能性があります。

 結局のところ、「薬でなんとかする」より「食事で整える」。この当たり前の話に、またひとつエビデンスが積み上がったと言えるでしょう。

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