急増する「6月病」は「5月病」とは違う? “よくある不調”は危険サイン…梅雨時の体のSOSを見逃さない
6月病かも? 見逃したくないサイン
ここで、6月病のサインに早く気付くためのポイントを薬剤師として紹介する。
からだのサインとしては、疲れが取れない、朝起きられない、胃腸の調子が悪い、頭や肩がだるい、食欲が落ちる、眠れない、寝ても満足できないなどの不調がある。
心のサインとしては、やる気や集中力が続かない、気分が落ち込みやすい、イライラしやすい、不安感が強い、理由もないのに涙がこぼれる、人と会う気にならないなどが挙げられる。
これらが一時的なものであれば、十分な休養や生活リズムの見直しで改善するだろう。しかし、不調によって仕事や家事に支障が出ている、不調が2週間以上続く、仕事でもプライベートでも遅刻が増えている場合は注意しなければならない。
6月だから仕方ないと考えるのではなく、適応障害や抑うつ状態の可能性も考え、早期に医療機関を受診することをおすすめする。
■「梅雨のよくある不調」と見逃さないで
対策としては、生活リズムを大きく崩さないことが大切だ。休日に寝だめをしすぎると、平日の朝に起きにくくなる可能性がある。起床時間は一定にし、朝は太陽の光を浴びよう。
雨で外出しにくい日でも室内で軽いストレッチを行うなど、無理のない範囲でからだを動かすと気分転換になる。自律神経を整えるためにも、雨が降っていない時間を狙い、軽い散歩なども行おう。
「5月を乗り越えたから大丈夫」と考えると、不調への対処が遅れることもある。6月も環境の変化による疲れが出やすい時期だ。早めに休むことや生活を整えること、必要に応じて専門家に相談することを意識し、夏本番を元気に迎えよう。
(中田早苗/認定運動支援薬剤師)
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