著者のコラム一覧
中田早苗あんしん漢方薬剤師

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

急増する「6月病」は「5月病」とは違う? “よくある不調”は危険サイン…梅雨時の体のSOSを見逃さない

公開日: 更新日:

6月病かも? 見逃したくないサイン

 ここで、6月病のサインに早く気付くためのポイントを薬剤師として紹介する。

 からだのサインとしては、疲れが取れない、朝起きられない、胃腸の調子が悪い、頭や肩がだるい、食欲が落ちる、眠れない、寝ても満足できないなどの不調がある。

 心のサインとしては、やる気や集中力が続かない、気分が落ち込みやすい、イライラしやすい、不安感が強い、理由もないのに涙がこぼれる、人と会う気にならないなどが挙げられる。

 これらが一時的なものであれば、十分な休養や生活リズムの見直しで改善するだろう。しかし、不調によって仕事や家事に支障が出ている、不調が2週間以上続く、仕事でもプライベートでも遅刻が増えている場合は注意しなければならない。

 6月だから仕方ないと考えるのではなく、適応障害や抑うつ状態の可能性も考え、早期に医療機関を受診することをおすすめする。

■「梅雨のよくある不調」と見逃さないで

 対策としては、生活リズムを大きく崩さないことが大切だ。休日に寝だめをしすぎると、平日の朝に起きにくくなる可能性がある。起床時間は一定にし、朝は太陽の光を浴びよう。

 雨で外出しにくい日でも室内で軽いストレッチを行うなど、無理のない範囲でからだを動かすと気分転換になる。自律神経を整えるためにも、雨が降っていない時間を狙い、軽い散歩なども行おう。

 「5月を乗り越えたから大丈夫」と考えると、不調への対処が遅れることもある。6月も環境の変化による疲れが出やすい時期だ。早めに休むことや生活を整えること、必要に応じて専門家に相談することを意識し、夏本番を元気に迎えよう。

(中田早苗/認定運動支援薬剤師)

  ◇  ◇  ◇

 新入社員の異変に気付けるか?●関連記事【こちらも読む】今年も五月病の季節…「すぐ辞めたがる新入社員」を引き留める必要はあるのか?…もあわせてご覧ください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  2. 2

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風

  5. 5

    神戸への“聖地帰還”めぐり騒然…山口組・司組長「7年ぶりの里帰り」は実現するか

  1. 6

    高市官邸「被災地利用PV」が首相の命取りに? 安倍元首相“コロナおこもり動画”の二の舞を自民党が危惧

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    熊本地震の被災地利用に続き…首相官邸が今度は国民栄誉賞で「高市PR動画」作成し大炎上

  4. 9

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  5. 10

    中村倫也が「風、薫る」に大貢献…妻・水卜麻美アナとの「ずっと仲良く」「にこやかな」近況