「蕁麻疹」のかゆみは抑えられる…薬の使い方がポイント

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 現時点の問題は、ステップ2の分子標的薬までたどり着いていない患者が大半である可能性が高いことだ。

 製薬会社が昨年、症状のコントロールが不十分な慢性特発性蕁麻疹の患者277人を対象に行った調査では、9割以上が分子標的薬の存在を知らなかった。

「分子標的薬は承認当初は非常に高価だったため、クリニック側にとっても使いづらいという点があったのかもしれません。しかし当時に比べ、薬価は下がっています。さらに今年、8年ぶりにガイドラインが改訂され、2種類の分子標的薬が治療アルゴリズム(治療の手順)に反映されました。今後は分子標的薬の使用が増えることが期待されます」

■医師選びで知っておくべきこと

 蕁麻疹で薬を飲んでいるがあまり良くならず諦めていた人も、主治医に「抗ヒスタミン薬を飲んでいるが、なかなか良くならない。分子標的薬は使えますか?」などと聞いてみてはどうだろう。慢性特発性蕁麻疹は夜に症状が出て、朝には消えていることが多い。受診時には症状が消えているので、患者が悩んでいることが主治医にダイレクトに伝わっていないかもしれない。症状を写真に撮って、見せるのも一手段になる。

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