著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

現代人の顔はより「立体的」に? 100年前の頭蓋骨を比較

公開日: 更新日:

 分析の結果、100年前と比較して現代の日本人では、神経頭蓋が左右に広がる一方で、前後の長さが短くなり、全体的な高さも低くなっていました(短頭化)。神経頭蓋とは、脳や感覚器(目や耳、鼻など)を包み込んで保護する頭蓋骨の上部および後頭部のことです。この研究ではまた、鼻の骨がより前方に突出する一方で幅は狭くなり、頬骨の幅も縮小し、上顎骨は広くなっていることも分かりました。

 論文著者らは「やわらかい食事の摂取が増えたことで、咀嚼に伴う顎への負荷が減少し、顔面の骨格に変化をもたらした可能性がある」と考察しています。

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