筋肉量の増強は「認知症」の予防につながる
つまり、関節可動域を保つストレッチ運動と筋肉トレーニングを継続する筋肉革命95の「酒向メソッド」を実践すれば、認知症を予防できるのです。
認知症は、正常域→MCI(境界域=軽度認知障害)→軽症→中等症→重症という段階で進行します。脳組織は約20年かけて変性していくことがわかっていて、70~90歳で認知症を発症する人は50~70歳から脳組織の変性が始まります。ですから、50歳から筋肉トレーニングによる筋力増強を開始して、80歳でも就労や家事を緩く継続することが、最も有効な認知症予防なのです。
■90歳代でもトレーニングで筋肉は増える
では、高齢者の筋肉トレーニングは具体的にどのようにすればいいのでしょうか。「RM法」(自分の最大の運動強度を判断する方法)を用いた筋肉トレーニングには、高強度、中強度、低強度があり、それらすべてが有効です。
90歳の男女10人が、高強度トレ(80%1RM=1回持ち上げるのが限界の最大重量の80%の運動強度)で8回が1セットを週3日、8週間行った結果、筋肉の断面積が111%に肥大して、1RMが174%に増加しました。90歳代でも筋肉は増えて、筋力も増大するのです。


















