(2)まず、「他の病気ではない」ことの確認が大事

公開日: 更新日:

 関節リウマチは更年期女性に発症しやすいため、こういった間違いが起こりやすいといわれています。実際の臨床現場でも、更年期障害と思い込んで受診する関節リウマチ患者の例もあり、高市首相と同様の経験をした女性は少なくないと思われます。

 更年期治療に詳しい寺内公一・日本女性医学学会副理事長(東京科学大学教授)は、更年期症状か病気かの鑑別が重要だと強調します。

「更年期障害の診断は、まずほかの病気ではないことを確認する必要があります(除外診断)。そのため、問診や必要な検査などをしなければならず、短時間で安易にできるものではありません」

 また、更年期と診断されてからも、適切な治療のためには多くの時間と専門知識が必要になるとのことです。正しい診断と治療をするためには、労力に見合った診療報酬が必要と寺内氏は言います。

「ホルモン補充療法(HRT)は更年期の関節痛には効果がありますが、免疫の病気、自己免疫疾患である関節リウマチには適応はありません。ただし、抗炎症作用があるため症状をある程度抑える可能性も考えられます。この鑑別をきちんとすることが大切なのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    森保J次戦のスウェーデンを徹底予想! 相手FW陣迎える3バックは誰が? なでしこ初代監督が挙げるキーマン

  2. 2

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  3. 3

    長尾謙杜は熱愛報道に謝罪も「問題児」扱いで“STARTO社出世レース”からドロップアウト

  4. 4

    “因縁”のネトフリが中継…大谷翔平が球宴ホームランダービー出場を躊躇する本当の理由

  5. 5

    三吉彩花が雰囲気激変! 背中の大胆な「一輪の花のタトゥー」披露の波紋と韓国進出

  1. 6

    ホラン千秋は都立国際高校→青学大英米文学科と順調に進学も、女優の夢に破れてキャスターで開花

  2. 7

    佐々木麟太郎をMLBドラフト大改革が直撃…スタンフォード大残留なら契約金大幅減も

  3. 8

    ロッキーズ菅野智之にトレード浮上! Dバックス、パドレス入りで打倒ドジャースの急先鋒になるか

  4. 9

    古賀千景議員の「自衛隊」発言はそんなに的ハズレか? 得したのは“怒ってみせた”進次郎防衛相だけ

  5. 10

    日本代表のW杯快進撃のウラにFW堂安律の大変身!「オレがオレが」を変えた森保監督の一喝