血圧は1回の数字ではなく流れで見るべきものであり、診察室での1回の測定だけでなく、家庭血圧を継続して測ることも重要になります。また、薬をきちんと飲めていない、飲む時間がバラバラといったケースも、血圧変動の一因になります。「正常範囲だから安心」ではなく、「安定しているかどうか」を意識する、これがこれからの血圧管理のポイントです。
高血圧はサイレントキラーと呼ばれますが、実は“揺れる血圧”もまた、見えにくいリスクと言えるでしょう。数字の高さだけでなく、そのブレにも目を向けることが、将来の認知症予防につながる可能性もあるのです。