腎臓病(2)透析を生活の一部に…自宅でできる「腹膜透析」

公開日: 更新日:

「腹膜透析は腹膜を利用して血液を浄化する方法です。まず、手術でお腹に外部と腹部をつなぐチューブ(腹膜透析カテーテル)を埋め込みます。チューブを通して、腹膜で囲まれた空間(腹腔内)にきれいな透析液を入れておくと、血液中の老廃物などが腹膜を介して腹腔内の透析液に移行します。十分に移行した時点で、古い透析液と新しい透析液をチューブを通して交換します」(坂井院長=以下同)

 透析液の交換には2つの方法がある。「連続携行式腹膜透析(CAPD)」は1日3~5回、患者本人や家族が手動で行う。「自動腹膜透析(APD)」は就寝中に自動で交換が行われるため、日中の生活への影響が少ない。注意すべきは、合併症の腹膜炎だ。起こさないためには、透析液の交換時に「清潔操作」と呼ばれる正しい手順と環境づくりが欠かせない。

「腹膜透析は『生活に組み込む透析』です。通院頻度を抑えやすく生活リズムに合わせやすい。血液透析中の急激な血圧低下は起こりにくい一方で、腹膜炎予防や自己管理が必要になる。これらの特徴を踏まえた上で、できるだけ自宅で過ごしたい方、通院負担を減らしたい方、生活の自立性を重視したい方には検討に値します」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    木村拓哉の千葉支援に重なる“解散から10年”SMAPの絆 義援金2000万円を届けた行動力

  2. 2

    (6)甲斐拓也が松井巨人に“切られた”本当の理由…成績低迷に加え「福岡帰省連発」でもヒンシュク買っていた

  3. 3

    申ジエを見ていて苛立った…国内ツアーは「スロープレー」の撲滅をそろそろ啓蒙するべきだ

  4. 4

    (1)松井秀喜監督で“淘汰される選手” 「確率が高いものを大切に。守備走塁は100%」の真意

  5. 5

    テニス部キャプテンを務めた“スポーツマン”日村勇紀と“お嬢様”神田愛花が歩んだキャリア

  1. 6

    (5)松井監督が自覚する「優柔不断」…高橋由伸ヘッドコーチも“同類”という懸念

  2. 7

    「VIVANTに出てるんだから口閉じろ」…キムラ緑子の高市首相批判に噛みつくSNSの異常と低レベル

  3. 8

    中日一軍打撃コーチ就任の所信表明 キャンプで真っ先に「変えたいこと」がある

  4. 9

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  5. 10

    米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”

おすすめ求人情報

看護業務/クリニック/外来・在宅医療/駅近/日勤のみ/高月給
医療法人慶聰会 矢澤クリニック北本 埼玉県 北本市 正社員
月給30万円~45万円
Webアプリケーション開発/在宅OK/社会保険完備/交通費支給/宇都宮市/宇都宮PJ
株式会社パートナー 栃木県 宇都宮市 派遣社員
時給2,000円~
Sponsored by 求人ボックス