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古谷彰子愛国学園短期大学 家政学部准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

高齢者は「朝タンパク」で転倒を防げる? 高齢女性対象の横断研究も

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 ところが日本の高齢者の多くは、朝食のタンパク質が少なめになりがちです。トースト1枚とコーヒー、おにぎりだけ、お茶漬けだけ……こうした朝食では、筋肉合成を十分に促すとされる量(目安として体重1キロあたり0.4グラム、60キロの方なら約24グラム)には届きません。

 一方、夕食では魚や肉をしっかり食べるという、いわば「夜偏重」のタンパク質摂取パターンが多く見られます。

 対策はそれほど難しくありません。朝に卵1個、納豆1パック、ヨーグルト1個、牛乳1杯のうちいくつかを足すだけで、タンパク質量はぐっと増えます。これらは比較的、高齢の方でも日々の食事に取り入れやすい食品です。

 筋肉を保つには運動も欠かせません。しかし、運動の効果を引き出すのも、また食事のタイミングです。朝のタンパク質──このひと手間が、将来の転倒予防につながる可能性がありそうです。

【連載】体内時計を壊す食べ方、正す食べ方

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