腎臓病(3)腎機能を低下させない運動…たったひとつのポイント

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 それを食い止めるのが運動で、毛細血管への圧を下げ、タコ足細胞を剥がれにくくすることが明らかになっている。

【血管を守る物質が増す】

 運動は、一酸化窒素(NO)や抗酸化酵素(SOD)を増やす。

「運動で血流が増えると、その刺激を受けて血管内皮細胞でNOが盛んに作られます。NOは血管を広げて血圧を下げ、血管を柔らかくしなやかにする働きがあります。さらに運動で分泌が増すSODは、血管を傷つける活性酸素を無毒化する働きがあります。NOやSODによって、腎臓の毛細血管も本来の働きを維持することができるのです」

 一般的に腎機能の低下は40~50歳代で顕著になり、60歳代以降に加速化するといわれる。中年以上であれば、今から対策を始めて早すぎることはない。

■慣れない人は歩幅を広げることから

 では、どのような運動をすればいいのか? 上月医師らが複数の研究データを分析し、出した目安が「1週間に合計150~180分の中強度ウオーキング」だ。

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