【大和ハウス工業】目標達成でボーナスにドンと差がつく
「消費増税の反動で住宅部門は昨年より落ち込んでいますが、業績は順調です。おかげでボーナスは増えましたが、忙しさも同じくらい……。人手不足の影響ですね」
こう語るのはNさん(31)だ。
同社は近年業績が急拡大し、2014年3月期決算では売上高2兆7000億円、純利益1000億円を突破。同社の2015年度の目標をほぼ達成した。
「ボーナスは全体平均で5カ月弱と聞いていますが、個人業績に加えて支店ごとの目標達成度が大きく影響します。業績がいい支店で個人の査定が高いと、2倍近く差がつきます。同世代の社員で年間400万円近くもらう人もいますよ」
Nさんの昨年のボーナスは230万円だが、これで同期の平均的な額だとか。月給は諸手当込みで32万円。これに年間60万円程度の残業代を入れて年収は約670万円だ。