九州北部豪雨から4カ月 被災地が元気を取り戻してきた

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 今年7月の九州北部豪雨から4カ月が過ぎた。24時間で1000ミリもの雨が降った福岡県朝倉市は、今もところどころで被害の痕跡が見受けられるものの、魅力まで失ったわけではない。県内随一の湧出量を誇るという原鶴温泉郷、中大兄皇子ゆかりの恵蘇八幡宮など、旅人を楽しませるスポットは健在だ。

 1789(寛永元)年に設置された日本最古の木造水車「三連水車」(写真右)も壊れずに残った。

「筑後川から流れる堀川用水路には、さらに下流で2群4基の水車が設置されていますが、3群7基の水車はいずれも無事でした」と言うのは、「水土里ネット山田堰」理事長の徳永哲也さん。稼働は春から秋の稲作期間中で、35ヘクタールの水田に水を供給する。年間50トンの温室効果ガスを削減できるという優れものだ。

 用水路に取水するために設けられた「山田堰」も自然に優しい。川を斜めにせき止めることで多くの水を取り込む仕組みになっているが、魚が遡上できる水路もある。2014年には世界かんがい施設遺産にも登録された。

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