3人に1人が実感でも…ブラック企業はなぜ消滅しないのか

公開日: 更新日:

「まだこんなにいるの?」とビックリした人もいるだろう。

 与信管理の「リスクモンスター」が20~49歳の男女600人にアンケート調査したところ、「勤務先はブラック企業だと思う」と答えた人が33%もいたという。

 この数年、電通の女性職員の自殺やNHKの女性記者の過労死など、オーバーワークが社会問題となっている。そのため経済界はブラック企業対策に取り組んでいると思っていたら、なんと3人に1人が自分の会社をブラックと感じているのだ。

 労働問題に詳しいジャーナリストの溝上憲文氏が言う。

「ブラックの領域から抜け出せないのが流通、小売り、外食、運輸、建設といった業種です。人手不足で新しい人員を補充できない、あるいは利益確保のために限られた人員で職務を遂行させる企業が多い。ノー残業デーに会社から出されたのはいいが、近くの喫茶店に社員4、5人が集まってミーティングしたというような話をよく聞きます。会社が取引先からの仕事を断ればいいのだけど、それができない。建設業などは一度仕事を断ったら、二度と依頼してもらえないからです。利益は少なくても無理して受注することになります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    劇場版「鬼滅の刃」公開 SNSの“負の側面”から広がった共感

  2. 2

    非ジャニオタも取り込んだSnow Man 初動90万枚突破の秘訣

  3. 3

    元祖ビジュアル系 ジュリーの化粧に賛否両論が巻き起こる

  4. 4

    今や芸能界をけん引「アラフィフ女性」パワーに男もかすむ

  5. 5

    菅首相えげつない灰色“錬金術パーティー” 規正法に抵触か

  6. 6

    東海大野球部「大麻使用」で激震 巨人原監督に再建託すSOS

  7. 7

    何が「未来志向」だ! 学術会議が菅政権に下す反撃の一手

  8. 8

    堺雅人が育メンでやっと充実オフ「半沢直樹」の“役落とし”

  9. 9

    岩隈引退は「第1弾」…巨人の大リストラがついに始まった

  10. 10

    新庄剛志が「あんまり今お金ない」発言…では何を生業に?

もっと見る