九州西海岸のレストラン列車「おれんじ食堂」の人気の秘密

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 楽しみは車内だけではない。途中駅で停車するたびに、沿線の7つの市や町の特産品がプレゼントされるのだ。佐敷駅では焼きたてのカレーパン、津奈木駅では生産量が少ないミカン「スイートスプリング」のジュース、出水駅では豚なんこつのやわらか煮……という具合。

 すぐに食べるもよし、お土産として持って帰るもよしで、客を飽きさせない仕掛けが続く。もちろん景色も美しい。

 新八代―川内間は、新幹線なら30分ほどだ。そこを3時間半かけて、風光明媚な海沿いをゆったりと走る贅沢。運賃込みで1人2万1000円で味わえる非日常の世界だ。

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