スペイン古書店の蔵書から“時限爆弾”の怪…店主の推理は?
スペイン紙「エル・エストレマドゥーラ」(8月30日付電子版)などによると、スペイン西部バダホスにある古書店の従業員が先日、店内の蔵書を調べていた時のこと。フランスの作家ジャン・ラルテギーの小説本が通常のペーパーバックより重たいことに気が付いた。
表紙をめくると……なんと中身がくり抜かれ、電子時計や複雑なコードなどが詰まっていた(写真)。
「時限爆弾だ!」
パニックになった従業員はすぐに警察に通報。
従業員や付近の住民が避難する中、爆弾処理班が詳細に調べたところ、確かにメカニズムは時限爆弾だが、時計の電池が切れており、肝心の爆薬が組み込まれていないことが判明したという。
警察は事件の背景などを捜査中だが、現時点で詳細は明らかになっていない。