初めて歩いた瞬間のビデオ…赤の他人から返されビックリ!
自分が生まれて初めて歩いた瞬間を録画したホームビデオ。当人はその存在すら知らなかったが、ひょんなことから手元に戻ってきて……そんなエピソードが話題になっている。
米ニュースサイトGNN(2月3日付)などによると、映像作家のジム・マッケイさんは昨年、テキサス州オースティンの中古品販売店で、古いビデオデッキを購入した。ある作品の小道具として使うためだった。
ジムさんはそのビデオデッキを2カ月ほど放置していたが、今年になって、中にカセットが入っていることに気づいた。再生してみると、なんと「タイリー」という名前の赤ん坊が立ち上がって歩く場面が18分間にわたって記録されていた! 日付は1994年9月27日。約25年前だ。
「これはこの人にとって非常に大切な瞬間だ。初めて歩く瞬間はこの時だけなんだから。これはぜひ本人に渡したい。もしこの家族を見つけて、ビデオを返したらどんなにビックリするだろう」
そう思ったジムさんは、このビデオを再生した場面を映した動画を1月4日にユーチューブなどのSNSで公開。家族に関する情報の提供を呼びかけた。この動画は2万回以上再生されるなどして急拡散。地元メディアも取り上げたこともあり、すぐに大人になったタイリーさんの知るところとなった。1月6日、タイリーさんからジムさんに連絡が来たという。