東京湾では48時間に地震7回も…アプリで助かる率を上げる

公開日: 更新日:

 東京湾では、5月20日から22日にかけて48時間以内に、震度1以上の地震が7回続いている。揺れこそ小さいが、ほとんどが深さ20~40キロ程度だ。この表は過去10年間の東京湾を震源とした地震の回数だが、いずれも発生間隔は離れていた。

「1923年からの地震データベースを作っていますが、3日以内に7回も起きたのは初めてです。14回揺れた2011年は東日本大震災の影響で、主な震源は多摩川河口付近でした。今回は、震源が船橋から木更津のあたりでした。フィリピン海プレートと北米プレートの境界がはがれかけていることによって起きる、海溝型の相模トラフの地震の前兆と考えられます」(立命館大特任教授の高橋学氏=災害リスクマネジメント)

 相模トラフの地震といえば、1703年元禄関東地震および1923年大正関東地震と同じものと考えられている。いずれにしても、短期間に複数回の地震発生のニュースを耳にしたら、「そろそろかも……」と逃げ出す準備を始めた方がいい。津波の場合、エリアによっては自宅待機が不可能だ。異変を察知するにはどうしたらいいか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波