更迭秒読み秋葉復興相の次の“辞任ドミノ”候補は岡田地方創生相! 地元にバラまいた「維持管理料」の非常識
岸田首相はまたもや決断が後手に回って、自らの首を絞めることになりそうだ。野党の追及の矢面に立たされている秋葉賢也復興相のことである。
事務所費の親族還流疑惑に続き、秘書2人に選挙運動の報酬を支払った公職選挙法違反疑惑が報じられ、党の調査に「ない」と報告していた旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との接点まで見つかった。
25日の衆院予算委員会での答弁はボロボロ。公選法違反絡みでは、次男が選挙期間中に候補者本人の名前が記載されたたすきをかけていたことが明らかになり、「影武者がいるのか」と問いただされる場面も。無理筋の釈明に終始し、「もはやアウト」という空気が漂った。
その夜、予定されていた週末(27日)の被災地視察をキャンセルしたことで、「20日の日曜に辞任した寺田前総務相と同じパターンが繰り返されるんじゃないか」との情報が永田町を駆け巡った。
結局、日曜(27日)の辞任はなかったが、「更迭秒読み」なのは変わりない。週内のXデーが濃厚だ。
「予算委はきょうあすが衆院、本会議で補正予算案を通過させられれば、参院が30日、1日の方向。まだ4日もあるのに、あの答弁では秋葉さんは持たない。補正成立と統一教会をめぐる被害者救済新法の審議を引き換えに更迭か。すでに後手に回っているが、岸田首相がどのタイミングで決断するのか」(自民党ベテラン)