ストレスと疲労にされされた高級ブティックから大型飲食店に…時間があっという間に経つ

公開日: 更新日:

警備員編

 地獄から天国──。そんな気分だった。

 高級ブティックのドアマン警備員から、商業施設にある大型飲食店(午後1~9時勤務)に配置換えになった。

 高級ブティックの警備では、ストレスと疲労にさらされた。若い女性販売員から嫌われた可能性もあり、そのため配置転換となったのかも知れない。そこはブティックとは正反対の世界だった。

 飲食店ではあるが、正面のドアは商業施設への通路も兼ねているため、人の出入りが激しい。日本人だけでなく円安で押しかけた外国人客もひっきりなしに通る。そのたびに「いらっしゃいませ」と言ってドアを開け閉めする。1分間に10回以上。休む暇もない。昨日までは、じっと立っているだけの拷問じみた仕事だったが、職場が違えば、ひたすら体を使うことになる。こちらのほうがずっとラクだ。重いドアを動かすたびに腕が疲れ腰も痛いがそれはそれで体が“うれしい悲鳴”を上げているということだ。

 ドアの開閉のほかに、レジを待っているお客に整列するよう呼びかけるのも仕事だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー