赤木雅子さんの願い届かず…財務省が“違法”裁決「不開示決定取り消し」の答申を無視
理由を一切示さない“違法裁決”
これには雅子さん本人より弁護団の方が怒った。裁決書が届いた当日の30日、急きょ記者会見を開いた。
「これまでの財務省の主張の焼き直しで、審査会の答申がまるでなかったかのような裁決です」
そもそも国の審査会は答申で、「文書の存否を答えても捜査の“手の内”がわかるわけではなく、将来の類似事件の捜査に支障を及ぼすものではない」と指摘し、不開示決定を取り消すよう求めた。ところが財務省の不開示裁決はそれについて何の説明もしていない。まるで答申などなかったかのように。
行政不服審査法は、審査会の答申と異なる結論を出す場合、なぜ答申に従わないのか説明するよう定めている。だが今回の財務省の裁決はその理由を一切示していない“違法”な裁決だ。これでは答申という制度自体、何の意味もないことになってしまう。
■「私があきらめるのを待っているのか?」
雅子さんは語った。
「この60日間、どんな裁決が出るのか待っていましたが、結局これまでと同じでした。これなら60日前でも出せたと思います。長引かせて私があきらめるのを待っているんでしょうか?」
政府がきちんと説明責任を果たす日はいつ来るのだろう?
■関連記事
■関連キーワード
-
独身者5割時代へ あなたは結婚したい? 「あの人、もったいなかった…」ではもう遅い! 婚活男性を次々断る“ポイポイ婚活”女性の落とし穴
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 ドヤ街「山谷」の憩いの場・玉姫公園で見た異様な光景 「倒れている人がいるのが当たり前」という“異世界”を目の当たりに
-
人生100年時代の歩き方 林真理子が語る70歳のたしなみ【後編】日大理事長を引き受けて「こんなはずじゃなかった」と苦笑いした理由
-
地名で分かる災害リスク (1)東京・杉並区を流れる善福寺川周辺にも、「アサ」「ツル」「カマ」は湿地、「エコ」は川の入江を示す水害地名
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 これは「多死社会を先取りした街」の姿だ! 「地域全体が老人ホーム」になったドヤ街「山谷」で、オヤジさんたちがカラオケを楽しむ居酒屋に突撃してみた




















