“イヤホンつけっぱ”はコミュニケーション拒絶? ラーメン店主が「やめて」と訴え騒動に…

公開日: 更新日:

 記者は、しばらくしてそば店から出てきた若い男性に身分を明かしつつ声をかけてみたら、「お店にも悪いなとは思ってるんですけどね」と、こう明かしてくれた。

「お昼を食べてすぐ会社に戻りたくないし、かといって、食後にカフェなんて無駄なお金も使えないんで……イヤホンをつけてれば、今どきの若者みたいな感じでスルーしてもらえそうでしょ」

 店側にはいい迷惑だろうが、彼なりの言い分もあるようだ。

「イヤホン依存? 耳が蒸れてカビが生えるなんてネットニュースも読みますけど、つけるのが癖みたいになってて。彼女と一緒の時でも“つけっぱ”のことありますし」と彼は笑っていた。

■耳せん代わりにイヤホン

 明大講師の関修氏(心理学)は「店の独自ルールを守るというマナーに対する理解が足りない若者がいるのも確かですけど」と、こう続ける。

「外の世界を遮断し、コミュニケーションを拒絶なんて大げさなものでもないでしょう。マスクで顔を隠すと安心する若者と同じレベルの話じゃないですか。ただでさえ都市生活はストレスフル。耐性が低い若者は少しでもストレスを軽減するため、雑音を減らす耳せん代わりにイヤホンをつけているのでしょう」

 若者に遠慮しすぎて、「会話できないからイヤホン外してよ」と、諭せない大人たちにも問題があるような……。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網