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松下貴子「恋から9期生」元CA

静岡県出身。163センチ、B83・W57・H84。元外資系国際線のCA。ワインソムリエ、ビアソムリエ、チーズプロフェッショナルの有資格者。現在はライブ配信アプリ「17LIVE」の人気ライバーとしても活動中。

訓練を受けたプロのCAも「人の心」を持っています

公開日: 更新日:

 CAへのカスタマーハラスメントが少なくならないことは、とても残念ですが、お客さまの立場では「カスハラじゃない! これはクレームだ!」ということになるのだと思います。カスハラとクレームの境界は、どこにあるのでしょうか。これは、すべての職種に共通するテーマだと感じています。

 どんなクレーム案件であっても、お客さまと従業員にとって最小限のダメージに抑える努力が必要ではないでしょうか。

 他のお客さまや同僚職員に客観的に事例を判断してもらい、それが「過剰な誹謗中傷」「必要以上の要求」になれば、それはカスハラに当てはまると思います。クレームのうちはお客さまも被害者的立場かもしれませんが、カスハラとなれば一転して加害者になってしまうこともあります。

 以前、ホテル勤務の友人から「カスハラされやすいCAのタイプは?」と聞かれたことがあります。

 やはり勤務経験や業務知識が少ない新人が、カスハラの対象になることが多いですね。

 業務をこなすことが精いっぱいで、クレームという予期しないことが起きた場合に適切な対応ができず、お客さまをイライラさせてしまうのです。

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