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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

高額療養費の限度額引き上げ問題は「金がない病人は勝手に死ねば」と言われているようなものだ!

公開日: 更新日:

 子供の未来は大事だ。しかしそのために死と闘う病人が犠牲になるのか。彼らにも子供がある。その子育てを危機にさらして何が子育て支援だ。

 いや、あなただって他人事じゃない。明日事故に遭うかもしれない。病気だって、今や2人に1人ががんになる時代だ。明日は我が身なのだ。

 野党やがん患者の会が早急の見直しを求め、政府も検討はしているが、抜本的な解決には程遠い。

 なぜ社会保険から削ろうとするのだ。お金に色はついてない。財布は1つだ。防衛費は6兆円。ここからちょっと持ってくるわけにはいかんのか。石破さんがトランプさんに約束してきた150兆円の投資。それを149兆円にしたらいいんじゃないのか。まあそんな簡単なもんじゃないだろうが。なんかバランス悪いんだよねえ。

 どうもこうやって高額治療に不安を抱かせ、民間のがん保険に誘導しようとしているような、そんなキナ臭さも感じるんだよなあ。

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