著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

高額療養費の限度額引き上げ問題は「金がない病人は勝手に死ねば」と言われているようなものだ!

公開日: 更新日:

 しかし月30万円も払えるわけがない。そこで、約8万円でいいですよ。あとの21万円ちょいは国が出しますよ、というのが今までのシステムだ。これは助かる。

 しかし、この自己負担の限度額、約8万円が今年から上がるのだ。このケースの場合は3万円上がって約11万円。月に3万円上がったらかなり大変だ。だが、これだけじゃない。ここから1年ごとに段階的に上がっていき、2027年には約13万円になる。つまり毎月5万円多くなるのだ。

 最近はがんの薬が急速に進歩して、今やがんは死なない病気、薬を飲んで生き延びる病気になった。しかしこの薬が高額だ。

 まだ若い主婦が子供を抱えてがんになった。親の介護もしながら病気と闘い、子育てをする。月5万円も支出が増えたら到底やっていけない。仕方なく毎月の薬を2、3カ月に1回に減らさざるを得ない。苦しい。もう何のために生きているか分からない。そんな人がたくさん出てくる。

■防衛費には6兆円も…


 なぜこんなことになったのか。どうやら岸田政権で決めた「子育て支援」の財源が1.1兆円ほど足りない。そこで社会保険から充当しようということになり、高額療養費に目を付けたらしい。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  2. 2

    小室圭さん家族3人ショットを「ニューヨーク・ポスト」が報道 1億円以上の新居から居住先、子供の性別まで赤裸々に…

  3. 3

    高市首相に浮上する「サミット花道論」地方選で連敗、就任半年で激ヤセ&ふらふら…“辞めろデモ”も拡大

  4. 4

    小室圭さん&眞子さんの「第1子の性別」を特定 NYポスト紙報道の波紋と今後憂慮すべきこと

  5. 5

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  1. 6

    ビートルズの“最脱力アルバム”の中でも脱力度の高い4曲を一気に

  2. 7

    萩本欽一(5)「親父はカメラ屋、母親はご飯も炊けない四国のお姫さまだった」

  3. 8

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 9

    司忍、高山清司コンビによる「名門ヤクザ」コレクション

  5. 10

    阪神・立石正広は“走り方”にさえ問題あり 3度目の故障を招いた根本原因を専門家が指摘