「フラッと大阪万博」にトライ! 予約なし、行列を避けてどこまで楽しめるのか
アイルランド館は受付終了
まず初めに向かったのはロボット・モビリティー館。VRを駆使した宇宙遊泳や月面走行シミュレーションが体験できるが、どちらも90分待ちだったため断念。
代わりに10分ほど並んで、ノートパソコンにつながれたハンドルを使い月面上の探査機を操作する“簡易版”を体験した。
制限時間の2分以内にゴールを目指すが、クレーターに落ちたり、無重力のせいで車体が浮き上がって時間をロスしたり、あえなく時間オーバーで終了。宇宙に行くことはないし、よかろう。
5分ほど並んで入ったマレーシア館では、IoTに特化した都市づくりを見学。「へ~」と感心しつつ、今度はアイルランド館に向かうと、整理券の配布開始15分前にもかかわらず、受け付け終了のアナウンスが。やや落ち込んだものの、ベトナムの伝統的なサンドイッチ「バインミー」(1650円)で腹を満たして悲しみにさよならだ。
ついでに1970年大阪万博のレシピを再現したという「レトロソフトクリーム」(700円)も堪能。丸みを帯びた太いグルグルがいかにも昭和っぽく、ひと口頬張るとミルク感がいっぱいに広がる。味は申し分ないが、1分もしないうちに溶け始めるので要注意だ。
巨大な赤い球体がトレードマークのシンガポール館、これまた真っ赤なオマーン館、コーヒーの香りが漂うコロンビア館など、参加国が独自に用意したタイプAのパビリオンでも、探せば15分ほどの待ち時間で見て回れる。ただ、共同出展のコモンズ館も捨てがたい。