「ツッコミ中毒」が招くSNSの怖~い現実…「いいね」が欲しい承認欲求のドロ沼

公開日: 更新日:

「誰かが面白い“お題”を出して、それに誰かがボケて笑いを取る。そういう仲間内でやるようなたわいもない会話を、今は知らない人間同士がSNSでやっているわけです。その場を仕切って優越感を得たいとか、笑いを取って承認欲求を満たそうとするあまり、笑えるツッコミというより、単なるあら探し、単に揚げ足を取るだけになってしまっていたりする。ネタにされた側はいい迷惑ですね」

 そうなると、もう笑えない。都内の病院に勤めるある精神科医も「最近は“ツッコミ中毒”みたいなユーザーもいますよね」とこう指摘する。

「SNS上でツッコミを入れて『いいね』をもらえて、人気者になれれば快感でしょうが、当然、快感には中毒性があります。もっと欲しくなる。それにSNS上の人気者が、現実の社会でも人気者になれるとは限りません。それはしょせん“かなわぬ夢”。ツッコミを入れたがる人間は嫌われるのがオチです。リアルの生活で承認欲求が満たされないことの反動で、SNS上ではどんどん過激になっていくという悪循環に陥りがちです」

 ただただツッコミ中毒が悪化していく。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  4. 4

    (2)「おニャン子クラブ」の二の舞いを回避した「順位付け」という競争原理はグループを飛躍的に活性化させた

  5. 5

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  1. 6

    一発で免許停止も…9月から法定速度改正「時速30キロ」生活道路の見分け方

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    自民党内に内閣改造の“タマ”がいない…女性閣僚「目玉不在」に高市首相が“苦悶”

  4. 9

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  5. 10

    止まらない「人手不足倒産」…8月は過去最多を記録、もはや“ブラック企業”は成り立たない