8月の食品値上げは前年同月の1.5倍! インフレあおる無策日銀のせいで庶民生活は「限界突破」

公開日: 更新日:

「いくら賃上げをしても物価の伸びに追いつくわけがない」

 長引くインフレによって税収が上振れる政府はウハウハでも、肝心の国民生活は困窮するばかり。植田は今年3月の衆院財務金融委員会で「インフレが経済に広がっていく場合には、利上げで対応することも考えないといけない」と言っていたが、一体いつ「対応する」のか。ちと古いが「今でしょ!」とツッコまずにはいられない。

「すでに日銀はビハインド・ザ・カーブ、すなわち後手に回っています。足元のインフレ率は3年以上も3%を超え、物価高対策が必要なのに、いまだに『基調インフレは2%に届いていない』と言い張って金融緩和を継続しています。『2%』の目標を掲げるなら、せめて足元のインフレ率を2%に抑える策を講じるのが筋ですが、むしろ円安・物価高をあおっています。そのせいで決定会合後、円相場は一時、1ドル=150円を突破しました。インフレを助長する政策では、いくら賃上げをしても物価の伸びに追いつくわけがありません」(経済評論家・斎藤満氏)

 日銀の〈生活意識に関するアンケート調査〉(6月)によれば、1年前に比べ足元の物価が平均19.5%も上がったとの実感がある。やんごとなき家柄の植田には、買い物に行ってはタメ息つく庶民感覚は分からないか。

  ◇  ◇  ◇

 狂乱物価については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?