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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(37)アロマ効果は抜群!夫婦喧嘩を減らし、プレゼントの節約になる?

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 お金がない夫婦はプレゼントの代わりに、こういった香りの記憶をたどって、料理したり、思い出の香水をつけて愛情を示すことです。

 ビジネスでは「ブランド・セント」があります。企業や店が、独自に開発した香りを消費者の嗅覚に伝えるマーケティングです。香りを嗅ぐと、商品やブランドを思い出すので、感情的な部分にアプローチすることが可能です。

 また、保健室などでアロマの良い香りがすると、つい長居してしまったということもあったかと思います。アロマにより、店内の滞在時間が延びたという効果がみられています。また、売り場での待機時間が多いシューズ店では、クレームが減ったという報告もあります。

 ということは、喧嘩の多い夫婦の部屋に置くといいのかもしれませんね。

 実は、アロマ効果はイライラをなくし、リラックスするだけではありません。小学6年生の児童に、ペパーミント精油またはオレンジスイート精油を紙プレートに含ませ、机の上に置いた状態で計算などをさせたところ、頭がすっきりして集中力が上がったせいか、計算ミスが減少する傾向が見られたといいます。

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