著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

東京・杉並区の2人死傷事件で注目「強制執行」とはどういうものなのか

公開日: 更新日:

 先日、われわれ弁護士の身近なところで痛ましい事件が起こってしまいました。1月15日、東京都杉並区の住宅で、家賃を滞納していた債務者に対し強制執行を行うため、債務者宅を訪れた裁判所の「執行官」と保証会社の社員が立て続けに刃物で刺され、保証会社勤務の男性が亡くなってしまい、執行官の男性もけがをしました。亡くなった方のご冥福を心からお祈りいたします。

 今回、債務者の男性は、家賃を滞納していたとのことで、建物の明け渡しに関する強制執行の手続き中であったと推測できます。通常、建物の明け渡しを進める場合、まずは明け渡しを認める旨の判決を取得します。その後、債務者が任意に建物を明け渡さないときは、判決を基に、強制執行の申し立てを行う必要があります。

 強制執行にあたっては、通常債務者に対し、引き渡し期限を定めて「催告」(民事執行法第168条の2)を行います。「催告」の際も、執行官や執行をサポートする業者の方、債権者側の弁護士らが現地に赴き、債務者が建物にいるときは、直接手続きの説明を行った上で、公示書を物件の中に貼り付けます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    女性を巡る愛憎より友情が勝った永遠のバディー

  2. 2

    萩本欽一〈27〉坂上二郎さんは一番特別な人。あのボケは誰にもできないよ

  3. 3

    かつての「打率4割男」は期待外れで戦力外…西武・林安可は母国・台湾野手の低評価を覆せるか

  4. 4

    佐々木朗希と山本由伸は“抱き合わせ”だったのか…ドジャース入りの裏で「謎の日本人」が暗躍

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    佐々木麟太郎に「個別育成プログラム」…マーリンズ入りには低予算球団ならではの“うまみ”あり

  2. 7

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 8

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  4. 9

    (3)「森保監督は『指揮官に必要な冷徹さ』を確固たる信念として持っています」

  5. 10

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁