舌打ち、ため息、無表情…それ全部アウトです!「不機嫌ハラスメント」で職場の空気を壊すリスク
部下にイラついた時はどうすべき?
では、部下に苛ついた時はどう対応すればいいのか。
「感情を態度に出す前に、まず一息入れること。反射的に行動しないことが大事です。アンガーマネジメントでは約6秒間やり過ごすと言われていますが、この間に感情を言語化して落ち着くことが大切です」(栗栖佳子氏)
さらに伝え方にも工夫が必要だ。
「あなたは『ああしなさい、こうしなさい』という指示命令型のYOUメッセージではなく、『私はこう思うけど、あなたはどう思う』『こうしてもらえると助かる』という“私”を主語にしたIメッセージで伝える。また目的や理由も一緒に伝えないと、一方的に言われたという記憶だけが残ってしまいます。それを整理してから話すだけで、自然と6秒が経過します」(栗栖佳子氏)
■年1回2時間より、こまめな10分
ハラスメントへの配慮を煩わしく感じる管理職も多い。だが本質は「舌打ちをするな」ということだけではなく、職場全体の空気感を整えることだという。
「我慢が溜まると愚痴になり、マネジメントもうまくいかなくなる。それにはまず自分が"ご機嫌"でいること。そこから人を育てる力が生まれます」(栗栖佳子氏)
そのためにも、ざっくばらんに話せる場を日常的に作ることが重要だという。飲み会がなくなった今、10分の雑談でも構わない。2時間の研修を年1回するよりも、こまめに話せる機会を積み重ねる方が、職場の空気が変わっていく。
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