高校無償化は怠け者とバカを増殖させる 弊害は「公立の定員割れ」だけではなかった

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 私も「家計支援策」としては評価していたのだが、週刊新潮(3月26日号)によると、「高校無償化は害悪でしかない」というのである。

 その一つが、維新のお膝元の大阪で起きた「伝統ある公立進学校の受験生定員割れ事件」だという。私立高校の無償化を見込んだ“公立離れ”は急速に進んでいて、毎日新聞(3月10日付)によれば、47都道府県のうち33道府県で、公立高校が定員割れを起こしているというのだ。

 大阪では3年連続で定員割れが生じた公立高は統廃合されるというルールがあるため、次々に閉校になっていて、私立が少ない地域では、“教育空白地帯”ができてしまっているという。

 過疎化が進む地域では、公立高校は「最後の産業」という側面がある。毎日乗ってくれる高校生のために電車やバスが走り、教職員たちも近辺に住んでいるから、小売りや流通、サービス業などが成り立っていたのだが、それが立ち行かなくなる。

 新潮によれば、公立の教師の年収は500万円前後だが、私学では1000万円を超えるのもいるという。これでは優秀な人材は公立に来てくれない。

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