通勤ラッシュでギブアップ!即辞め新入社員を量産する「ホワイト職場」の副作用
脚本家でライターの源祥子氏は「私も会社勤めをしていた当時は満員電車が苦痛で、結局フリーになる道を選択しましたが」と、こう続ける。
「それでも最初の数年間は、どうにか満員電車を回避できないか、先輩に相談したり、自分で考えて工夫してみたんです。早めに出社するとか、時間はかかってもすいている路線を探すとか、各駅停車に乗るとか、今なら自転車通勤もある。辞めたいほど嫌なら、あれこれ試して熟慮を重ねて、我慢もしたけど、それでも無理だと思ったら別の道を探せばいい。2週間で退職は、あまりに工夫もこらえ性もないように思いますけどね」
ある50代のメーカー総務担当者は「コロナ禍の時の100%台と比べたら混んでいるんでしょうが、それぐらい我慢しろよ、と言ったらパワハラになりそうで」と苦笑する。結局「つらいのは分かる」なんて心のない言葉で、理解のある上司のフリをして終わり。
弁護士保険比較サイト「弁護士保険STATION」(エレメント)の調査では、ハラスメントを恐れて指導をちゅうちょする上司が約7割に上る一方で、若手の半数以上が「ゆるすぎる職場」に絶望し、離職を検討という結果が出ている。過度な配慮や指導不足で若手が成長機会を奪われる“ホワイトハラスメント”の実態が浮き彫りに……。
悩ましい問題だ。
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